Flying Books
東京都渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター2F
12:00〜20:00   日曜定休
URL http://www.flying-books.com

渋谷で唯一、治外法権を持つ和やかな古書店。
近頃は古本に飽き足らず音楽レーベルまで
手がけてしまう無法っぷりが魅力的です。
いつ行っても店主不在なのが玉にキズ。
また、書架は可動式で、端に寄せると
イベントスペースができあがります。
おしゃれというと店主がとても怒りますが
まーしかしいやらしいほどおしゃれです。
もはや古本屋ではない。
「夜のパリ」がほしい。

FLY N' SPIN RECORDS



SUIKA 『RIPE STRIPES
FLY N' SPIN RECORDS
FNSR-004    \2,100


SUIKA OFFICIAL WEB SITE

『舌鼓、打ちまくり。』
FLY N' SPIN RECORDS の大黒柱、SUIKAの2ndアルバム。
プラケースはヤだ!という前代未聞なレーベル方針のもと、
今度は3面デジパック+16Pという暴挙にでた問題作。
3人のMCたちが前面に押し出された 1st と比べ
驚くほど隙のない緻密なサウンドがびしびし際立ち、
前作と見事に対を成した逸品にしあがっています。
これを聴かない「音楽好き」は、ニセモノです。



SUIKA 『HARVEST FOR THE STRIPES
FLY N' SPIN RECORDS
FNSR-004    \2,310


SUIKA OFFICIAL WEB SITE

SUIKA
タケウチカズタケ
高橋結子
タカツキ
ATOM
toto

フライングブックスから枝分かれした
音楽レーベル、FLY N' SPIN RECORDS。
その第一弾アーティストがSUIKAです。
各々が別のフィールドで活躍していた
上記のメンバーに古書店店主を加えた6人が
夏、輪になってスイカをがつがつ貪りながら
割と適当に結成されたスーパーユニット。
ラップとポエトリーがまろやかに溶け合いながら
ヒップホップのイメージをあっさりとひっくり返す
野生児たちの心地よい饗宴です。



CD
タカツキ 『タカツキタツキ
HCCD9512    \2,625


n records / 西陣レコーズ
highcontrast recordings

西池袋でちょっと油っこい天丼屋をほそぼそといとなむ
松村さん(仮名)によると、この夏初めて脱皮した一匹の
ミンミンゼミが購入特典欲しさに「このアルバムください」と
池袋のタワーレコード店員にミンミン訴えていたそうです。
それ以来池袋界隈に居を構えるセミたちの鳴き声が
「I used to be living, living in the trouble like this」
と聞こえるとか聞こえないとか。七日足らずで一生を終える
その儚い命にもつよく響くものがあったのでしょう。
むずかる子どもが耳にしてふと泣きやむやさしさ、
鼓動がドコドコとドラムロールを打ち鳴らす楽しさ。
イルでもドープでもないけれど、
繊細にしてまろやかにして飛びぬけてファット。
全編うるおいと余韻にみちた味わい深い一枚の
アルバムがこの夏セミ界を席巻しています。
よろこびにあふれていて、なんだか泣ける。



12" vinyl single
タカツキ 『タカツキEP
HCR-9622    \1,470


n records / 西陣レコーズ
highcontrast recordings

南林間駅前から徒歩5分のところにある
アパート「コーポうどん」202号室にこの春
引っ越してきたばかりのマクワウリさん(仮名)が、
皿の上で朽ちてべろべろになった枇杷の実に
B-1 "Origin of the Wind(ASAYAKE GHC REMIX)"を
聴かせたところ、突如つやつやとした瑞々しさを取り戻し、
糖度も60度までアップ(当社比)して、みごと食べ頃に
若返ったらしく、こんな奇跡は二度とないと口のまわりを
果汁でべたべたにしながら美味しく召し上がったそうです。
「そういう意味でもやっぱヴァイナルは魅力的だよねえ」と
タバコをふかしてうれしそうに笑うマクワウリさんですが
そういう意味ってどういう意味なのか訊くこともできずに
夏の夜はいつまでも更けるばかりなのです。
公園のベンチでオロナミンC(オロナインではない)を飲む
くたびれたおばちゃんも聴けばストリートでナンパされまくり。
古き良き時代の音楽的錬金術を施された1枚がこれだ!